二週目−2

前週の金曜日に設定した仕事がうまく回っていない。
というか、初めてなので実感が湧かないが、かなり強烈に進行状況が悪いらしい。

同じ都市で別種の仕事が同時進行しており、最悪のメンバーで発進した仕事だかららしい。


んなこといわれても俺にはなにもわからん。
資料を作成しつつ、電話をして人々を鼓舞する日々。

まー、どう失敗してもしょうがないと誰もが思ってくれるだろうし、仕事としては最も難しい部類のものらしい。こんなものを最初の仕事として任せる社長は、目の前で僕の仕事ぶりを見ているわけだから、その心配は殊更だろう。

他の社員に対してもそうだが、失敗がわかっていて見守るその忍耐力、社長業に徹する姿勢は感動に値する。言い方によれば子育ても同じだけどね。