そろえるもの

ネット回線、本棚、カーテン、照明器具、洗濯機、テーブル、椅子、無線LAN、ファックス、石油ファンヒーター、空気清浄機などか。

液晶テレビはあまりの値段にあきらめた。なんであんなに高いんだ?あれをみんな買ってるのか?信じがたい。一日1.5時間(平均なのでテレビ漬けといえる)のテレビ視聴のために40万円強の37型液晶テレビを買うとすれば、耐久年数8年と考えると、総視聴時間は4380時間。つまり時間あたり100円を支払っている。これはつまり、旅館のコインテレビ視聴に相当すると考えても良い。

年収600万円(手取り420万円。月ではボーナス無し換算で35万円)の人が、毎月4500円を支払ってテレビを見るだろうか?しかもこれを年利12%5年のカードローンで買うとなると、単利でも一年あたり52560円。月割りの利子だけで4380円。使用料金総額はほぼ2倍になり、約9000円/月となる。こうしたいくらかの計算が出来ていたら買える品物ではないように思う。積み立てれば54万円。テレビがないわけに行かないとすれば、13万円のフラット管のを一括払いで買ったときと比較すると42万円の差額になる。

こんな消費が出来る人が銀行の目にとまる資産をもつようになる可能性はないだろう。もっとも、銀行の目にとまらないマイナス系資産としては車のように常に無価値になる危険をはらんではいないし、維持費もそれほどではないけれどね。