ショットバー

夜は飲みに行くことも多いけどね。
飲みに行くと言えば、最近はショットバーに良く行く。家から歩いて数十メートル。1杯800円。人気のない寂れたバーだが、うんちくも味も相当良い。好きでなければ続かない商売の典型を行く感じがする。

で、本来、蒸留酒などはほとんど飲めない人間だが、いろんな事がわかってきた。

まず、樽の味と共にねかせて熟成するタイプのものは口に合わないらしいということ。代表的にはウィスキーかな。ホワイトオークの木を燻して内側を焦がしたりして、その焦がした味が混ざっているわけ。もっとも、ウィスキーは麦芽(発芽玄米と同じです)を乾燥させるのに炭と直接燃やす様な形になるわけだが。

この、蒸留所によって一番個性があふれるウィスキーが口に合わないのは悲しいことだ。渋みと苦みを感じるためダメ。つまりはダークテキーラなど、樽で熟成するのが本来でなくても、樽で熟成したものはダメらしい。

樽熟成は低音濾過をしても氷を入れると澱が析出するため、氷を入れても大丈夫なお酒と言うことになる。で、その中でも単式複数回蒸留のテキーラが一番のお好み。ウォッカとかは工業用アルコールと見まがうような臭いがダメ。そもそも蒸留した直後は90度以上あるらしい。テキーラが好きな人は日本人では珍しいみたいだ。スピリタスの酒を並べて飲ませると1番嫌われるとか。いやー、何から何まで特殊で。

テキーラは今後も色々飲み試していくことになると思う。