哲学

 哲学は多くの場合、学問としての学問のように扱われがちだけれど、構造以降の近代哲学はこの世を知性的に生きるための実学だと、今日話していて思った。それをいえば科学を身につけることも同じなんだけどね。

 認識と認識の組立のために、近代哲学と科学を身につけていることは必須だとつくづく思う。先日書いた「主義の絶対化は蒙昧の表現型である(ともにゃ)」という蒙昧を避けるためには、科学と近代哲学が身に付いていればよい。

 経営も、営業も、技術も、人間関係も、人生も、このふたつを身につけて見るかどうかで、大きな違いが出る。つまり実学なのだ。