NCの現物を初めて見る

 カタログなどの情報では、いくらか食指が動くかなといった感じだったんだけど、現物を見た限りでは、全然来なかった。まず大きいし、内装はアルテッツァに似て子供っぽいし、室内幅も広めだし。

 外装に関するボリューム感はオーバーフェンダーを後付のような形で故意に盛り上げることで無理に演出している感じがするんだよねぇ。つまり、ライトウェイトというカテゴリはもはや日本ではそれほど大きなセグメントが存在しないないので、実質的にはライトウェイトの方向を貫きつつも、外見や第一印象は比較的マッチョなスポーツカーに見えるようにしましたという感じなのかな。

 考えてみれば、7がRX−8に切り替わって以来(メーカーは後継車種ではないと言っている)、フルラインスポーツカーメーカーを自称するマツダとしてはまともなピュアスポーツはロードスターしかなかったわけで、こうしたモデルチェンジの方向性は必然だったんだろうか。

 最近は車雑誌などを見ないので知らなかったけれど、200万円前後の価格帯で、ロータリーの小さなスポーツカーを出す予定があるらしい。ロータリーなのに車格はロドスタの子分か。どんな車なんだろうねぇ。