宗男君ともうひとり

 宗男君は、北海道で43万票を獲得して出てきたようだが、なんだかんだいって北海道全体に利益誘導するなんてのはほとんど無理に見えるし、与党に属していない人間が何かを持ってきてくれるとは思わないのが普通だろうから(岐阜では土建関係に強かった藤井某かが落ちた)、やっぱりそれ以上の何かを持っているんだと僕は考えている。それが僕にとって好ましいものであろうとなかろうとね。

 もうひとりは、えーと、あの南関東比例でまぐれ当選した彼(だと思う)。なんだかんだいって、政策なんてのは勉強すればわかるようになるし、論文を出した時点でそれなりに政治そのものには興味あったんだろうから、まぁ心配するレベルではなかろう。驚いたのは、外見、話し方、出方、話の内容、全てがナカナカに政治家に向いているということだ。

 政治家として現実的に生きていくのに必要なのは、お勉強が出来ることではなく、そういった華があるかどうか、存在感があるかどうかだろう。実際、彼にはそれがある。意外に自民党としても拾いものかもよ。