怪我が治りつつある

 指先の真皮層を一部完全に欠損していて、大けがだと思っていた傷が一週間でほぼ治りつつある。最新バンドエイドの効果が高いような気がする。キズパワーパッドというもので、貼ったら剥がれるまで最長5日間貼りっぱなし。完全防水という優れものだ。自分は生育環境のせいもあり、この手の深手を負うとステロイド剤の入った軟膏で治すものだとばかり思っていたが、技術の進歩とは恐ろしいものだ。

 しかも、真皮層を欠損したと思っていたのに表皮が復活している気がする。と書くと、普通は「欠損の方が勘違い」ということになるんだが、このバンドエイドは第三度熱傷でも表皮を再生した症例があるんだそうだ。ほんとかいね。しかしまぁ、真皮欠損は見間違いじゃなかったと思うけどねぇ。

 傷口から滲出した体液をしっかりと傷口に蓄えて傷を治すらしい。最初に貼ったのは浸出液が溜まりすぎて漏れだしてきたので24時間で張り替え。その次はなんとか72時間で張り替え。三回目を昨日貼ったのだけれど、今日は20分600〜700メートルを泳いでもどうもなかった。そのまま普通に貼ったまま。かなり強固だ。全く普通に生活できている。当初、痛みが少なかったのは傷が深すぎて痛みがないのかと思っていたが、これで皮膚感覚が復活すればこのバンドエイドのおかげも大きかったのかもしれないと思う。そうそう、怪我をした当日の晩だけズキズキしたので消炎鎮痛剤を飲んだ。普通のじゃなくて処方箋を必要とするレベルの奴。この手の傷の消炎は傷の治りにかなり影響するもんねぇ。

 夏以降、プール通いで明らかに代謝が活発化しているせいもあるのかもしれないが、要するに幼児のように急速に傷が治ったのは間違いないだろう。