ナルニア国物語

 珍しく幕を見に行った。家族が行楽に行ったためと、仕事の疲れを癒すため。

 もともとはミュンヘンを見に行こうと思って、かかってなかったので、これになった。時間的には吹き替えのほうが都合が良く幕も大きくTHXで、原語のほうは幕も小さくSRSで迷ったんだけど、結局、吹き替えにした。ほかに子供用の映画がたくさんかかっており、セグメントから考えて泣き声に悩まされる可能性はないと思ったため。

 うちでは4年前から大ヒット上映中のウォレスとグルミットは、さすがに僕一人で見ると顰蹙ものだろう。

 なんの予備知識もなかったが、オープニングのディズニーというのと、ルイスの原作というところで、点数の上限と下限が見えたように思った。まぁ、そんなもんだ。75点を切る可能性は低いが、90点を超える可能性はもっと低い。アメリカドラマをこれだけ見ていてナンだけれど、ディズニーという言葉は、手塚先生の伝記の世界を超えて僕の中ではマクドナルドと同列化している。ディズニーランド好きだけどね。その歴史と、創業者と、現在の生産物は別でしょ。

 まぁ、そういうわけ。ケイト・ブランシェットは好演。彼女も最低限は外さないねぇ。

 かみさんは原作を読んだことがあるんだそうだが、のほほーんとした話だったんだ(ジュヴナイルだったためかも)そうだ。だとすれば、この映画はかなり年齢層をあげてあるように思った。

 昔、NAVIのサイノスの所に書いてあった車評「休日は彼の車で」と同じ勢いで、「続編はレンタルで」78点。