平穏な一日のはずだったんだが

 16時ごろ、同伴で中州に行ってくれないかといわれる。
 そもそも同伴という制度を知らないことから、方々に電話して事前調査。特別のお金を取られるということではなく、お店にでる前に一緒に食事をするという程度のものらしい。食事といっても居酒屋なので5千円は超えるわけだが。ただ、そのことによって店に支払うお金が高くなるというわけではなく、同伴ノルマを果たせないとホステスのマイナス給与に計算されたりするらしい。そんなもんか。
 腰が引けているというと、紹介者は飲み代を全額持つと言い出したため、よいよ怪しいと思ったが、まぁそんなこともなかった。ひとかたならぬ恩があり、また恩を買ってもしょうがない事情があるらしいことがわかる。
 で、香椎駅前で待ち合わせて同伴。ふつうに濃さを隠していようと思ったら、意外にもかなり政治にご興味のある女性だったのだった。
 結果的に100分ぐらいで15000円。うーん。自腹ではつきあいきれない金額。そんなお金を毎日使うのであれば、カウンセリングにでも通うがよろしかろう。つまりこれは「お金で解決できないことにお金をつぎ込む行為」であるとおもう。明日発行の中級メルマガのあとがきにも書いたけどね。
 お店自身はおもしろくなくもないが、いつもいっているように「俺の話を聞くのならおまえが金を払え」という心理状態。
 浪費の批判が無粋というのは、おそらく江戸っ子の「宵越しの金はもたねぇ」というのに由来するのだろうが、それは互助によって社会資本が充実していたりした時代のセンスであると思った。
 地元に戻ってから、1000円ぐらいで飲めるお店で深夜まで飲み直し。翌日に疲れをひいた。午前二時半帰着。