靴を買った

 といっても、5千円のだけどね。かわいく迷いました。
 動機としては、最近(東京に行く前)ユニクロで買ったズボンとシャツでは、これまでのスニーカーでは似合わなくなっていたため、黒いのが欲しかった。あと、新しいNGO共同事務所が博多駅から徒歩8分ぐらいなので、雨の時の防水性を確保したかったのもある。普通に今履いている靴はくたびれているしね。
 しかし、実際に現場に行くと、スニーカーではなくウォーキングシューズを買ってしまった。うーん、だんだん大人になりつつあるのかな。ゆゆしいね。
 候補としてはこれまで履いていたダンロップの4センチ防水のスニーカー(3千円程度)と、トレッキング系の防水シューズ5千円ぐらい、蒸れにくく防水性があるという素地のスニーカーとウォーキングシューズ(5千円)で、スニーカー系であればトレッキングシューズがしっかりしていたように思うものの、この筋ではやはりモンベルのトレッキングシューズが欲しいと思っていて妥協の買い物であるのは間違いなかったし、トレッキングシューズを僕の生活で履くのは、舗装路をランクルで走るようなものなので、個人的にはオーバースペック感を禁じ得ない。かといってこれまで履いていたのと同じダンロップの黒はどうにもデザインが気に入らなかった。
 するってぇと、最後の蒸れにくい靴だけれど、これのスニーカーはもう千円かと思うほどちゃちかったので、そうは見えないウォーキングシューズになったというわけ。履き心地はこれが一番。あー、蒸れないんだろうなぁと思わせる上、軽くて靴底が柔らかい。
 土曜日に共同事務所に行ったとき、玄関に靴が入りきれなくて数足だけ新聞紙の上に並べたのだけど、その中にこの日に買った靴が入っていて理由が「高そう」だったので、まぁ、チャチではないのだろう。新しいというだけでまともに見えるからねぇ。
 また、日曜日にザザ降りの雨の中を投票に行ったが、その往復20分ぐらいでは、水漏れはなかった。なかなか優秀なのではあるまいか。靴の構造がスニーカーに比べて単純である上に歩くときに足から受けるダメージが小さいように思うので、痛みにくいと良いが、底はどのみち減ってくるしなぁ。靴を履きつぶすのではなく育てる文化がある欧州では、こうした安価な靴はあまりないのではないかと勝手に考えている。