大連立について

 旧自由党支持者は大概賛成だったはず。なにしろ支持率2%しかない自分が支持する政党が自自公政権では、実質的にいーっぱい悲願の政策を実現したのだから。連立を本当はどちらが言い出したのかははっきりしないように思うが、どちらからだったとしても驚かない。小沢のことを無責任だとか言うが、本人の気持ちとしては「ここで連立しないで政策、政局運営に責任がとれるのならそれでやってみろ」ということだろう。
 連立することで、投票した人の気持ちはどうなるのかみたいな意見は、その後の政策実現を見てからにしてほしいもんだ。参院で多数派だったとしても反対することしかできないが、連立すれば話し合いでどんどん政策を建設的に実現できる。それなら野党でも同じじゃないかという話だが、敵対するのと連立するのとでは話し合いのスタートが全く違う上に、ただ単に政権にしがみついていたいだけの自民党議員を切り崩すこともできるのだ。
 なんでこの程度の話が出てこないの?というわけで、これもまた情報制限なのだった。
 ああいう報道されたら、独自の視点を持つのって難しいよね。