事務局会議

 この日も、夜まで事務局に居残ってよく仕事した。自分の仕事だけれども。
 3月で辞めたいという事務局員の話を聞いて、しっかり話したが、その日の夜の別の人との会話でもう一年やってみようと思ったんだそうだ。そんなもんか。
 事務局長は、彼が結婚を考えている恋人のほうに「辞めた方が良いんじゃない?」と言いそうになったんだそうだ。上の段落の「別の人」もそうだけれど、公務員をやるのがいちばん恵まれそうだという人は世の中に結構多い気がする。僕だって、大人しければ公務員が良いな。大卒もないから、25歳ぐらいで受けられなくなってしまったしねぇ。
 情報感度って、年齢と共に落ちることはあっても上がることはあまりない様に思う。あ、上がることもあるんだけど、それは若い頃からもともと一定以上の情報感度を持っている人のように思う。それこそギフテッドなどがそうなんだろう。とはいえ、ふーみんの情報感度は年々落ち続ける一途だなぁ。アレは例外なのかな。
 で、情報感度が低い人は、能力の伸びが遅くなるか、新しい状況に対応する能力が下がるので、起業とか、一般企業とかは避けて、公務員になるのが良いと思うのだ。とはいえ、そうすると世の中の少なくとも70%ぐらいが公務員向きということになるね。それほど、状況は変化しやすく、年齢と共にその状況に体を合わせるのは難しくなる。
 今現在の僕が比較的そうであるのは、「そうできないことでよっぽどひどい目にあったから」であり、もともと適性があったわけではないが、ひどい目にあってもワーキングプアをやっている人はたくさんいるしねぇ。まぁ僕の場合はワープア以前に心が不健康で本当に死んじゃっているはずたと思うが・・・。
 最近、仕事をたくさんやっているだけに能力の伸びは感じるが、これが出来る人と出来ない人の間には、持って生まれた能力と、どれぐらい状況に我慢できないか(8mileで僕が表現していた枯渇感だ)の両方の違いがあるように思う。
 でも、枯渇感が強いって、結局不健康ってことだしね。