自分ならありえん

 「ありえん」が流行しているワタクシのあまたの中でございます。
 デンマーク移住が延期になったので入学準備を整えておりますが、やはり被占領地域の悲哀満載であります。まずは牛乳。いったいなんなんだ・・・。子供が飲みたいと言わなければ、そうできるようにしようと思っていたのだけれど、飲みたいと言っているのでしょうがない。学校給食という悪の権化をこれから我々の家庭は体験しようとしているのだ。しかも、学校の牛乳は添加物から飼料から最悪の牛乳だしなぁ。持っていってくれるなら家から持たせるが、本人が嫌がっているのでしょうがない。
  しかも、毎日パン食べるんだぜ。かーっ、ありえん、ありえん、ありえん、ありえん。一日五回、浦和の学校給食協会に向かって、中指を立てるべし。
 やっぱり保険的に僕が行った私学を受けさせれば良かった。
 日本脱出を急がなければならない。秋からのキンダー新学期に間に合わせたい。
 ランドセルはあっちに行ってからも使えるから別に良いか。ものが良い割には量産効果で安いから悪くないかもしれん。天使がたくさんついているので、喜んでいる。定価6万円ぐらいのが2万円ぐらいだった。ネット通販恐るべし。
 学期が始まったら、先生に「うちの子は日本の学校にあうように教育していませんので、いろいろ腹の立つこともあるでしょうが、学校に行かないと言いだしてもそれが先生のためでないことは重々承知しておりますので、登校刺激などはしないでくださいね」と言っておかなければならない。
 あそこで削られるぐらいなら、削られないように渡り歩いていった方が子供の将来のためになる。ポスドク難民が学校教育の集大成であることを見れば明らかだろう。