入学式に

 行く予定など無かったのだが、娘が母親から離れると泣き続けるので一緒に連れていくためにサポート。特に気持ち悪い思いはしなかったが、学校という理不尽の塊の現実を観察しつつ、ブログネタを溜めた。間違った情報に基づく、間違った対処、間違った結果の巣窟だ。
 たとえば最近は世の中が危険になったと言うが、警察のキャンペーンだからそんなに危なくなっていない。しかし、防犯ブザーが配られるし、昇降口は8:10にしか開かない。
 初等教育なのに金が掛かるというトンデモナイシステムを持つおかげで、念書を書かされる。しかも占領の象徴である学校給食のためだ。
 クラス毎のPTA役員を決めるのに時間が掛かる。本当の民主主義であれば役員を選出しないことによるマイナスを説明し、クラス全員がそれを受け入れるのであればそれで構わないはず。こんなでたらめなシステムを持った学校を卒業した子供が、まっとうな投票者になる可能性はゼロだ。政治はおかしくなるべくしておかしくなっている。
 というわけで、やはりこんなところにいてはいけないという思いを強くした。自分が行きたいわけではなく理詰めなので、こうした決断には揺らぎが生じづらい。