努力は報われないのだけれど

http://d.hatena.ne.jp/blackant/20080513/1210652006

「日本が右肩上がりの時代にはなんとかなった。そんな連中も、本人なりに頑張れば幸せになれた。でもこれからはそんなに甘くない。誰かが、彼ら彼女らの幸せな人生を真剣に考えなくちゃ。そのための教育が必要なんじゃないですか。ところがいまの教育論は、肝心のそこを忘れているんじゃないか」

 もちろん正論だ。しかし、これを忘れているのは教育論ではない。日本中だ。明らかに、人民は新しい価値軸や幸福論を必要としている。しかし、ほとんどの人はそれにたどり着けない。そして、こういう時代にこそ独裁者は生まれる。

 話がそれたが、元記事のシリーズタイトル「“勝ち組”以外のキャリア教育」という言葉や発想そのものが、達成感の追求である気がしてならない。