子供心に政権交代を願って四半世紀

 ついに、寄せ集めでない単独政党での政権交代がなされた。長かった。
 これだけ勝てば言い訳は出来まい。言い訳の出来ない土壌で、きっちりと既得権やこれまでの予算編成、税制、官僚機構を徹底的に破壊していただきたい。破壊できなければ、次に入れないだけのこと。
 もっと暗雲漂う状況(道ばたで行き倒れが目に付くぐらいの状況)まで追い込まれなければ日本人は政権交代させないとばかり思っていたがそうでもなかったね。
 とにかく破壊だ。破壊。壊せば自然に次の秩序が生まれる。それが誰の手によるものでも良い。それはそのときに考えればいいこと。
 「現状はすでに破滅的状態にある」と判断できなかった自民党への投票者の無知を気の毒に思う。良いことなのか悪いことなのかわからないが、生まれて初めて僕の投票行動が多数派になった。初めて大衆に参加した。60年安保に参加できなかった破壊者の、今こそが半世紀を賭けた一瞬の輝きであることを自覚して、今日は眠る。

 皇国再興の端緒はこの一戦に達成されつつあり。大日本帝国、万歳!!
 いずれの道の果てにも、栄光のあらんことを。