債務整理の

債務整理に関するある案件が回ってきて、そこいら中の人が「連帯保証の親と一緒に自己破産するしかない」と言っているのを「ぜってーちげー」と僕が乗り込んで、打開方針を矢継ぎ早に打ち出しつつある。

焦点の人にとっては、かなり気が楽になるスキームを多数提示できたようだ。

自分が金を借りられなくて困っていたのもあり、この辺の技術は普通の司法書士や会計士、税理士などとは別世界に来ていることを実感した。

で、ヒヤリングを行った結果、わかったことは「債務超過じゃない」ってことだった。自営業者なら誰でもわかることだろう。プラスの主体がストックであるから、フローの高利の借金返済がうまく回っていないだけ。司法書士等がみんな匙を投げたという前提があっての僕の出動。

声を大にして言いたい

誰か聞いてやる奴はいなかったのか?

確かに焦点の人の実状は世の中の様々な不運や巡り合わせ、底辺の部分の様々な問題を集約していたわけだし、涙なしに僕の質問には答えられなかったわけだが、にしても、だからといって誰もちゃんと聞いていなかったというのは驚いた。

つまり、今回の僕の働きは、金融技術という意味合いよりはカウンセラーとしての意味合いの方が圧倒的に大きかったようにおもう。今回の実績によって今後もこういう話が回ってくるようだ。