親の対応

家内「くーくんは、お父さんとお母さんの最初の子やけね。慣れてなくて、いろいろ悩みながらやけ、くーくんも大変なところがあるかもしれんね」
くーくん「お父さんとお母さんは、くーくんがおらん時はお父さんとお母さんやなかったと?」
家内「そやねー。旦那さんと奥さんやったとよ」
くーくん「ふーん。じゃ、くーくんがなつきを『デカレンジャーぶぃーん』って虐めるときにもこまっとうんやろ?」
家内「そうよ。どうしたらいいかわからんとよ。くーくんはお父さんとお母さんを育てないかん部分もあるとよ」
くーくん「お母さんは、『大好き』って抱きしめるもんね。」
家内「そうね。くーくんは抱きしめるのどう思う?」
くーくん「そりゃイカンやろ」
家内「なんでいかんと?」
くーくん「後戻りするけんよ」
家内「何が?だれが?くーくんの気持ちが後戻りすると?」
くーくん「違うよ。かーしゃんよ」
家内「じゃぁ、くーくんは怒られるのが良いと?」
くーくん「そりゃぁいかんやろ。デカレンジャーは正義の味方ってヒカリちゃんがいいよったもんね」
家内「でもね、本当に強いっていうのはね、優しいことなんだよ。自分のことを大好きな人が強くなれるんだよ」
くーくん「じゃぁ、お母さんは強いことがいっぱいやけど、さっきのお母さんは強くなかったね」
家内「そうねー」
くーくん「お母さんはお母さんのこと大好き?」
家内「好きになりたいなと思うけど、好きじゃないなぁと思うことが多いなぁ。」
くーくん「ふーん」
家内「くーくんはくーくんのこと好き?」
くーくん「だーいすき」
家内「そりゃ良かった」

まぁ、育て方によっては3歳半でもこのぐらいの会話は出来る。「後戻り」が不自然だけれど(実際には意味を取るために聴き込んだらしい)、スピリチュアル的に解釈できないこともない。