恋から最終回

 印象的だったのは、大澤のひとこと。意味としては「自分の恋愛はヘビーで変わったのが多いから、誰に話しても引かれるばかりで、聞いてもらえることがなかったけれど、この番組ではみんな似たような強烈な経験をしている人ばかりで、うなづいて話を聞いてもらえたのでとても嬉しかった」と涙ながらに話していたら、何人もが一緒に泣いていた。

 孤独と器は紙一重だからね。器の大きさとは関係のない美しい外見に見合った器を維持して、周囲に翻弄されず、自分を保ちつつ生きるだけでも大変だと思ってはいたが、今度は器が見合うと孤独になるものかと。

 美人がどれだけ苦労しつつ世間を生きているか、多くの人は知らない。内面に入ろうとする人はもっと取っつきやすい人とつきあうし、声をかけるのは一発ねらいの人が多い。結局、愛し愛される関係を築くのは普通の人よりもはるかに難しかったりする。

 まぁ、その中でも、三月の時点でこの番組に残っている人たちは、外見に負けない何かを持っている力強く生きている気がするのです。しかし、ひころく師匠がMVPとはねぇ。

 歴代MVPを見ていて思ったけれど、6期7期8期はほとんど見てないようだ。期の前半は煮詰まってなくて面白くないので萎えるんだよねぇ。槌本とか、ずいぶん昔の話なんだなぁと思うと、歳取ったのかもしれない。