懇談

 先週中盤まで、サイン販売サイトの遡及層が未確定だったのが、かなり明確にターゲットを絞れたことで文面が混乱して、その相談に会計士と懇談。元々は、数種類のメルマガに出稿予定だったため、サイトトップがかなり一般的な内容になっていたが、それを全面的に修正していくのか、そのままにしていくのか、またそのままにするとすればそれはなぜなのか、良くわからなかったため。

 ランチェスターよろしく、弱者の戦略で考えるのならば、ターゲットは絞り込んで集中的に攻め込むのが王道なんだけれども、そうすると、その絞り込んだときの波動が残っていて、次の戦略に進みにくいとのこと。ジョイフルが和風の店を出すらしいが、うまくいかないだろうとか、ユニクロが高価格の店を出してもうまくいかないだろうとか言われるのはそのためだとか。

 最初の間口さえ広げておけば、あとで絞って、再び広げてもそれはそれで何とかうまく回ることが多いようであることから、最初はあまり絞らずにぼやけた形でやってみるのがひとつなのではないかと、なかなか普通は言われないことを言われた。

 僕的にはどうやっても十分に損益分岐ぐらいは超えると思うし、新しく作った営業階段によってかなり買ってもらう動作が楽になったと考えているため、こうした保険的戦略も後のことを考えるとなかなか良いかなと納得したのでした。

 儲けるだけなら、時間さえつぎ込んで手間をかければ方法はたくさんあるもんね。誰もがほめる企画だってたくさん持ってるもんね。問題は、そこに情熱を感じるものが少ないということなのさ。

 今回の企画は結果的に人間教育(僕にとっては特に支出教育)に波及させていくという大目的があっての第1段階に過ぎないわけだし、経営計画ではほとんど考えられることがない出口戦略まで見ての筋書きだから、まぁ、このレベルのことで躓くわけにもいかんだろう。

 とか言いながら躓くときは躓くんだよなぁ。