農地転用

 区費による確定測量は認められなかった。理由は「前例になるから」だそうだ。馬鹿馬鹿しい。区内がいずれ訴訟だらけになるであろう。しょうがないのでパラダイムを転換して、将来の係争に掛かる費用や、それに伴う損害に関して、区が全面的に責任を負う形にもっていくしかなかろう。

 「強制ではなくお願いです」とは言うものの、顔が見える範囲に生活していて、どのみち寄付そのものを断ることは出来ない。こちらの表現としては「後進に禍根を残したくない」というのが絶対の大義になるので、現状の「前例を作りたくない」という譲れない弱みがあるとすれば、そこをついていくしかないよね。

 交渉は譲れないものがある人ほど弱い。相手が譲れないものを譲らせるのではなく、パラダイムを転換していく提案力が必要なのだと、まぁ、実際の交渉にあまり接したことがない自分には勉強になる。普通に考えれば辿り着く当然の結論だし、面白いけどね。

 誓約書も弁護士入れてガチガチにしておかないと、マジでこれは後から揉めるね。外から転入してきた人が世帯数ではすでに多数派を占めているわけだから、こんな古いやり方ではほとんどのことは決着しきれず、禍根を残すことにしかならないだろう。

 まぁ、「今のうちに前例を作らないと、こんなことを続けていたら大変なことになる」という意見表明はするけれどね。