メディアリテラシーだそうだ
http://www.itoyama.org/contents/jp/days/2005/1018.html
僕はほとんど見たことがないが、レイザーラモンは俗悪で、そんなものを子供に見せる親のメディアリテラシーを疑うんだそうだ。
メディア云々というのなら、真っ先に記者クラブ制を批判できない人間に言われたかないよね。
メディアリテラシーというのなら、
・O157のときのカイワレ大根
・ホワイトバンド
・砒素カレー事件では状況証拠だけで有罪の印象が世間に印象づけられていること
・松本サリンのこと
・TBSのダイオキシン報道のときに農民が何者かに扇動されて焼却場ではなくTBSを訴えてしまったこと、例数3の農水省資料がその根拠になったこと、
・地下鉄サリン事件界隈で、論理的にはじょうゆうのほうが筋が通っていたにもかかわらず、メディアとして徹底的に叩く戦術で悪者観を演出し全国民が乗せられてしまい、知性的にこの問題を考える書籍などが書店におけなくなってしまったこと(有罪かどうかは別。民主主義の手続きと運用として)
などがずっと先でしょ。
神経を疑うね。っていうか、そういった真のメディアリテラシーを日本国民が問われている有効事例以前に、賛否が残っている道徳観に基づいた判断をメディアリテラシーと呼んでいることが、先導的にメディアリテラシーの低下をもたらしていることを本人が知らないか、知っていてやっていることに怒りを感じる。
道徳は道徳で存在していて良いから、メディアリテラシーと一緒にしないでいただきたい。君が言っているのは判断根拠の有無であって、評価力ではない。そんなものを全国民が共有している社会のメディアリテラシーが高いかどうかは別問題。0点。