農地転用2

 結局、測量できないのであれば面積については言及しないという方法で難を逃れた。いろいろ提案したし、いろんな人に相談もしたけれど、まぁ、こんなところだろう。地積を確定する過程が極めて曖昧に出来ていることから、こういう方法でなければ逃げられなかっただろう。
 結局、道が出来るまでは提供しなくて良いので、道が出来なければ何の問題もないようだ。全く、めんどくさいぜ。
 ただ、義母に具体的な僕の活動を見せる機会がなかったため、まぁ、そういう意味では良かったんだろうし、こうした田舎社会へのデビューを僕が得意とする形で果たしたことの意味は大きい。