あれから70年か

 気がつけば2月26日である。経過した70年のうち半分をこの世に生きていることになる。

 んなこたぁともかく、はぁちゅうのエントリがお騒がせなようだ。
http://blog.livedoor.jp/springflavor122/archives/50165246.html
良いねぇ。これぐらいの言説で人の注目を集められるっつーのは。本人がマーケティングしてやっているならともかく、そんな能力なんてありえないところがうらやましい&うらめしい。

 しかも、意見つけようと思って読み直せば読み直すほど、気持ちが萎える。意見のつけようがないほど話に食い違いがあるのがわかる。若さの特権というには、彼女は歳とりすぎているように思う。自分の同時期と比較してはダメなのか。ものを考える能力がない人間がこれほど量産されたのはいつからなんんだろう。俺が占領政策作ったらそういう教育目指すけどね。

 確か、立花隆が「知性とは自分が何者であるかを知る能力」なんてことをいっていたが、この文章書いてて、今のポジションにいて、人の教育課程を批判できんだろう。じゃぁ君はいったい何者なの?っていう質問すら怖がっていないし、予測できていないようだ。こう、昔の左翼青年にあったような自己批判能力っていう語義すらおそらく持っていないんだろうなぁ。

 だから、腹立たしいのはこのブログの文章そのものではなく、このレベルのエントリでもみんなが取り上げてくれるという彼女の現実。いいなぁ。

 あ、一点だけ「生きるのに苦労してないからそんな質問出てくんだろうね。あたしも大して苦労してないけどさ。生きることがどれだけ大変なことか知ってたら、そんな質問できなくない?」。少なくとも自分の状況に感謝できるだけのことが出来ない。しかしこれは若さですまされるんだよねぇ。俺もそうだった気がするし。っていうか、そうだったし。

 じゃぁもう一点。「世の中には説明の要ることと要らないことがあって、その質問は後者のカテゴりーに属するでしょ」知性のかけらもないこうした発言をする人間を量産することこそが、占領政策の要で、ゆとり教育の要諦で、そして君はそうした教育体制に毒され、結果的に蒙昧にしか属していない現実があるのだよ。国家百年の計を見据えた教育改革は、君のような無知蒙昧を救うところからしかスタートしないのだよ。君よりものを考えているニートは大勢いるのだよ。

 もうひとつ、豊かさを理解できないまま一生働き続けた後にもう一度同じことをぶちかましてください。君が今のままで本質的に豊かな人生を送る可能性はゼロだから。せいぜい自民党参議院議員にでもなって、それでごまかしの人生でも生きてください。

 あー、やっぱり腹立ってるな。