雑感

 つきあった女の子とか、気に入った女の子に高額の贈り物をするとかっていうのは、僕は全然ダメ。その子が金銭的なもののために僕に近づいてきているのか、そうじゃないのかがわからなくなるから。しかし、多くの男性はそれでいい女とつきあえればそれで良いと思うらしい。こころを鷲掴みにするから恋愛が楽しくなるんであって、打算でつきあってもらうほど俺は安くないと思う人はどうやら少数派であるようだ。そりゃ、そんなんじゃ思想からしてもてないでしょ。でも、勘違いできるって素晴らしい。だって総和快楽主義だから。

 先日の発明王も30代のフットワークが軽いパートナー(海外に行ってくれる人)を捜していたが、「お金のために働いているのか、意義のために働いているのかわからなくなるので、月給12万円ぐらいで。ね?中村さん」と言っていた。まぁ、上の僕と発想は似ているが、30代月給12万円ではフリーターから脱出したい人ぐらいしか雇用できないと思う。海外での一定の交渉役、現状把握などを必要とするのであれば、まぁ、まともにミッションを果たせる人間は転がっていないであろう。人を雇用したことがない人のプランだなぁ。僕なら20〜25万を想定するけどねぇ。とはいえ、うちが回り始めたら給料を継ぎ足して出向してもらっても良いんだけどね。組める相手が相手だし、本来の奨学金プランとも背反しないし。

 給料払って高機能な人に来てもらうのは普通の企業家だからそんなことはしないと、多くの上を目指す企業家は言ってはばからないが、それで回っているならともかく、僕がこの言葉を聞いた企業家は社員の定着率が極めて低い。それがわかっていて使い潰す気であるならそれで良いけどね。結果的に天秤を釣り合わせようと思ったら、もっと給料払えばいいのにと思うことは多い。

 言い換えれば僕はそのステージにはいないが、だからといってまともに人が雇用できる人間でもない。残念!(彼、最近見ないね)

 つまりニューオフィスは、労働環境の確保に先だって、起業当初からの高い生産性の維持が不可欠になるということか。