実装技術の実効性

 パソコンにたとえるとわかっていただきやすいとすれば、セレロン1.2Gとペン4の1.8Gだと、普通は後者のほうがサクサク動くはずだけれども、実際に使うとメーカーがdellとFMVだとすれば、新品の状態で比較しても動きが全然違うということはありうると思うでしょ?車はもっとアナログなもので様々な設計の加減が結果的な総合力に強く影響するものなので、独立懸架というある一点だけを比較しても実行性能にとって確かに有効かどうかは非常にわかりづらいものになります。
 車の足回りというものは、その形式のほかにその仕掛けを支えるボディー強度、支え方、舵のききに影響するような部分では感覚として捉えられる応答性まで、様々な要素が複雑に絡んで出来上がっているものなので、単にどの種類の技術を使っているかということでは出来は変わりません。
 その技術を使うほうの生かし方にもかなり左右されます。まぁ、僕にしてみればパソコンなどと違ってそういう複雑さ、アナログ系が面白いところでもあるのですが・・・。