何を望むの?

 金曜日以前のメール交換で会計士に「信用って大切でしょ?それを積み重ねるために経験させていただくんだよ」と言われていたが、僕は戦略会計士を含めて「何もない僕を評価してくれる人が大切」なのであって、なにかを差し出すことでお付き合いしていただいてもうれしくない。そりゃ、一般社会はそういうものかもしれないけれど、お金なり、業績なり、企業なりで寄ってきた人は結果的にそれらがなくなるとお付き合いが終わってしまうよね。
 家内は「なくなるものと結婚してもしょうがないのでそういうもので結婚するかどうかを判断しないようにしていた。でも本当に何もない人と結婚するとは思わなかったなぁ」と言っていたが、僕の能力や個性や才能などは、時代に対して色あせていく可能性はあっても、あまりなくならないよね。きっと。
 だから、贈り物やファッションセンスを整えることで寄ってくる女性なんかとお付き合いしたくないんだよねぇ。そんな人と付き合って面白いのかなぁと思うし。その延長で、人が信頼を寄せてくれるなにものかを整えるのは、やはり僕にとってはあまり人生目標にしたくない何かであるのは明らかだよなぁと思うことしきり。
 そりゃ、妾を囲うのにタダってわけにはいかないと思うけどね。そういう形式でなくても別れるときにそれなりの資産を渡せればいいのではないかと思ったり。