父とベーシックインカムについて話したが

 継承資産否定など、かなり共産的だと考えていた彼の口から「そりゃ共産的だ」というような意味のことを言われた。え〜?俺って自由主義で貴族主義なんだけどなぁ。ただ、底辺は救っておかないと、文明社会とはなんであるかの線引きが出来なくなってしまうと思うっているだけ。格差なんざどんなに開いていても構わないから、弱者が飢え死にしない社会は必要だと思う。犯罪抑止の観点からもね。
 ただ、そのために「チェンマイ郊外の生活保護団地に移住したら、日本円で2万円を毎月支給するが、日本にいたら切っちゃうよ」というのは決して人権侵害ではないと思う。そういわれたらホイホイ行くぐらいの奴にだけ生活保護は支給されるべきものであるし、命と居住地の自由という権利を天秤にかけて権利を大切にしたいのなら、その書誌を貫徹して死ねと言いたい。俺は命のほうを取る気十分だったのでそんな気概はなかったし、それで餓死するというのは配給のみを食して餓死したのと同じぐらいの美談でもあると思う。
 ま、現状はそうした選択肢もないわけだから、もっと悪いよね。選択肢ぐらいあっても良いんじゃない?方々で話したところで「命を追い詰められたことがない奴はこんなことすら理解できない」ということが今の僕には理解できた。