ぐぐる

ちょっと前からはてな記述時のフォントが違ってない?

http://www.yamdas.org/column/technique/googlifej.html
なんだかいくつかの問題が一緒くたになっている気がするが、「優秀な社員を囲うためには、会社が遊園地か大学キャンパスである必要がある」というのが真実のはず。威光や経営の現実がどうかとかは外部に対するプロパガンタの問題であって、社員のモチベーションとは別次元の問題だろう。

「ほかでは生きていけないかもしれない」という不安をかき立てることの出来る職場環境は、経営者の低い能力を隠すのに役立つし、実際に社員の感謝も得られる。「ホワイトカラーなんたら」が騒がれれば騒がれるほど、それを導入する気がない経営者(職場を出来るだけ大学キャンパスにしておきたい経営者)にとってかなりの追い風になるだろう。

僕の想定する理想の10人規模のオフィスには、仮眠室とゲームルームと合宿所が併設され、家に戻らなくても生活できる。その生活に新卒で慣れてしまうともうほかの職場には移れないだろうから、会社が潰れないように働くしかないよね。北風ではなくて太陽なのだ。締め付けるのは出来ないので、こんなかたちになる。もっとも、最低限普通の仕事感覚を持つ番頭は一人いないと、本当の遊園地になってしまう危険があるわけだし、状況認識に伴う危機感を含めて様々な能力が低いぼんくらが会社にしがみついても生産性の向上は望めない。

経営者が労働生産性を上げる以外の方法(悪意には搾取。善意には必死で長時間働く)で稼ぎを上昇させようとしている企業で、社員の生産性が社長を凌駕する可能性はあまりないことは、多くの中小企業に勤めようとする人が知っていても良いだろう。

大きくなる会社は社長が一番働いているというのはある種の真実であろうが、パワープレイの恩恵にあずかれるほどの能力と野心と器(三拍子必要)がない中小企業の社長は多い。結果的に恩恵にあずかれないのに頑張ることは社長を含む労働者の不幸に他ならない。そもそも引退が見えていない時点で、これからの時代の起業家としてはダメだろう。

最近の通底主題であるが、「もう少し努力する場所と方向と内容を煮詰めた方がいいのではないか」という中小企業は非常に多いのである。だったら努力しないというのもアリだよねぇ。

を?いつになくまじめなエントリーだねぇ。