で、結論としては

 孤独だ。
 僕の思想的孤独を承認という形で救ったのは宮司だったが、それを社会変革に役立てるにはまだかなりのハードルがある。
 ただ、僕の言説がもう少し浸透し、ブランド力が高まり、地震後に日本社会が維持できていた場合、僕の影響力は今よりも大きいと考えうるかもしれない。それとて、その世界での御用論者になってしまっている可能性はある。十分にある。僕はその程度の人間だが、その予測ぐらいは出来る能力があるので、今から予備的に予測しておく。
 地震は遅ければ遅いほど激しいものになるような気がする。