それぞれのセクタ

 エコ系の人が僕からどう見えているのかを彼らに伝えるのにいいたとえがあった。
 「温暖化なんてしていない」と言う人をエコ系の人は「ばかばかしい。エゴに満ちている」という。
 「持続可能な世界のために」と言う人を僕は「善意に満ちているが、ナンの現実性もない」という。
 そのぐらいの差異があると思いねぇ。悪意がないだけに、その意志を変えるのは並大抵でない。啓蒙とは他人を変える作業であり本質的にお節介なんだが、それは「持続可能な世界のために」と言っている人と大差ない。