食事はやはりうまくなっている

 99年頃とは雲泥の差。だいたい、夜中でもフロントに人がいる時点で異常事態。
 午前中は赤十字に行く。総務部長って英語で書いてあるから、総務部長かと思ったし、副議長って訳していたから副議長かと思っていたら、総裁と副総裁だった。なんなんだいったい。こういうところも大陸的鷹揚さなのか、単純に事務レベルが低いのかわからない。そもそも、僕の肩書きはステアリングコミッティーチェアパーソンのはずだが、もらったのをみるとディレクター・・・。役員というよりは社長にニュアンスは近かったはず。イギリス英語で考えなければならないはずだけれど、どっちになるんだろう。
 色々聞かれて、それなりに答えたら、すべて知っているとのこと。じゃぁなんなら知らないのさ。
 ツムを回って、軽く昼ご飯。午後は大使館と病院(外科系)。大使交代の挨拶をされた。ここ10年の活動が、現地でもえらい評価されてるとのこと。先週、日本に関する言及が久しぶりに2回あったが、二回とも我々のやっている活動について言及されている。
 病院はデータくれるっていってたのにくれない。しかも、微小癌に関する発症数修正について触れてないぞ。精密な検査態勢によって見つかる数が増えてるだけだと思いきや、中年の手術数が激増。しかも非汚染地域とされているところまで。こりゃ、汚染地域指定をするべき核物質の種類が少なすぎたようだ。出来ればもっと核種も分別しなければ有効なデータにはならんぞ。ヨウ素被害を食い止めたポーランドのその後の推移が気になる。
 しかも、本当に欲しかった乳ガン、白血病などには言及ナシ。協同執筆の話も全然ダメだということがわかった。時間がかかった割には実りがない。こいつは昔からフレンドリー性が低い。手続きも煩雑だし、もうこの病院には支援したくないな。