生活リズムと食事のコツと、食生活に関する考察

 生活リズムは上に書いたように早寝早起きをすると、僕にとってはあまり日本とのリズム差がない。食事は今回からバイキングが増えたことで、とにかくお腹一杯になるために野菜を食べることにした。パンもほとんど食べないようにする。とはいえ、マクロ的には夏の野菜であるトマトとキュウリばかりだ。どちらも日本の者より味が濃い感じがする。これを、場合によってはバイキングで出ている総量の半分ぐらいを一人で食べる。皿にまるまる1杯以上。横で見ている白人が驚くぐらい。お通じに苦しんだワケではないが、これでお腹一杯食べてもカロリーが抑えられるようになった。あとは、水飲みダイエットよろしくたくさん水を飲むことだが、こちらはトイレが近くなるので翌日の予定によってはなかなか難しい。ただ、水道水が基本的に飲めないので、どこに行くにもバッグの中に水を携帯しているため、飲み始められるとなればいつでも飲み始めることは出来る。食堂でのお茶(主に紅茶)のほうがおいしいけどね。コーヒーの品質はかなり悪いと言っていい。そういえば、医者の一人は日本からドリップか何かを持ってきて入れいていた。朝にフロントに行ってお湯をもらうのだそうだ。原始的な電熱器をコップの中に入れるだけの湯沸かし器もあるけどね。
 本来的に肉が好きなので、肉系のメニューがバイキングにあるとすべて食べないとと思うのは仕方がない。チーズチキン、チーズポークなどが多い。そのほかはカツレツ。日本のメンチカツを肉だけにして、かなり油を加えた(?)感じがするもの。油を気にしなければこれもうまい。キエフカツレツというらしい。
 意外に魚もかならずどこのメニューにもある。バルト三国は小さいから、内陸国とはいえ、長野ぐらいの雰囲気になるのかも知れない。
 黒パンにもうまいまずいがあり、ハーブが入っている奴はうまかった。あと、乾燥している奴よりもしっとり感のある奴。これでも全粒らしく、いわゆる玄米にちかいようだ。こちらの人々の食物繊維はこの黒パンに支えられているのかもしれないとすると、じゃぁ白パンを食べている西欧のひとはこの国よりも繊維摂取量が少ないのだろうか。