夢想性の強い次男をそのままに

 想像性OEの傾向がかなり顕著と思われる次男の発言を、いちいち長男が修正する(しばしば強く強制し、場合によっては暴力をふるう)ので「修正しないで〜」と説明した。
 「たとえば、くーくんは自転車を借りても乗らないで自転車の仕組みを観察するのが好きだったでしょ?電気屋さんに行ったら冷蔵庫を全部開けて中の動きを確かめてみたかったでしょ?でも、自転車を借りたんだから乗りなさい、電気屋でそんなものを観察してはいけないって言われたら悲しいでしょ?とうさんとあっきーおじちゃんは、とうさんたちのお母さんにそういう風に育てられてとても悲しかったの。
 なーなは、くーくんみたいに機械や正しいことに興味があるわけじゃなくて、なーなの想像したものに興味があるの。物語をつくったりすることが得意だからもしかしたら大人になったらそういうことをするかもしれない。だから、そういうなーなの世界を潰さないであげて。なーなは自分の言葉遣いや想像が他の人と違うことはちゃんとわかってるから」
と、言ったらカナリ納得してくれた。

 この二番目(なーな)は、高IQだしもう4歳になるが、コンセントをつながないと扇風機が動かないことを知らなくてびっくりした。とことん関係のないことには興味がないらしい。

 2chのスレで「知識は人と同じように覚えなくてはならないが、論理は覚える必要がないので論理を伸ばす(つまり理系になる)ギフテッドが多い」と聞いたが、どうやら僕は文系のようだし(これまでは両利きのつもりだったが、あの数学議論には全く無縁であることに気付いた)、二番目も論理性はあまり重視しない性格のようだ。一番目と好対照をなしている。