志方の話、長くなるのでめんどくさくなってきた

 要するに「自衛隊違憲、安保も違憲としていた社民党の党首が総司令になったのは気にくわなかった。仕事は粛々とやるが、そうした精神的問題はたまった」と発言しているのを聞いて驚いたという話。

現代社会における戦争技術者として、そこまで勘違いしてて恥ずかしくないの?

 天皇陛下の軍隊じゃないんだし、税金で養われているんだから、忠誠を尽くすべきは納税者であり、仮に共産党党首が総司令官になろうとも戦争技術者として従う、その態度姿勢思想が誇りなのだと思っていたが、こんなことを視聴率9%のテレビ番組に出て堂々と述べるその見識、学力、知識、精神性にあきれた。本当にあきれた。

 納税者に仕える気がないのなら、どこぞの国士私兵の盗賊になれば気が済むんだろう。社民党党首が総司令であるのを受け入れられないのであれば鞍馬山にでも籠もればよい。軍人としては駄目が自身の思想に対してはよほどストレートだ。そもそもシビリアンコントロールの意味を全く理解していない。どこまで馬鹿なんだ。だいたい防衛大学の教育はシビリアンコントロールをここまで勘違いさせるのか。

 これりゃ、遅かれ早かれクーデターやるね。彼個人のみならず、自分が誰に仕えているのか本当に理解していない。君が使えているのは国民であって、君が考える国体や思想ではない。

 僕は格差容認であるので、社民党共産党も支持しないが、僕が軍人ならそんな奴らでも総司令になるのは受け入れるのが当然であろう。

 たもがみの論文が年号レベルの事実誤認と論理構成をあわせてみると出来の悪い高校生並みだというのも含めて、一連の今回の件は防衛上の大きな危機だと思う。現在の組織としての自衛隊の能力では、おそらく先の戦争の最大の敗因が補給線であったことも理解していない可能性まである。

 そういう現実を世界中に披瀝した本当に馬鹿な話になってしまった。
 9条だけでここまで軍隊を駄目に出来るのかと悲しくなるね。