カタン

 最近、ゲーム「カタン」を買ったのよ。拡張セットが欲しかったんだけど、それだと自分でやれないので、基本セットも買った。んで、ここ2日間、長男やかみさんとたくさんやってる。多少は疲れたね。長男は大好きだ。10歳以上が対象のゲームだけど、別に難なく覚えてる。1歳当時の想定IQは150だったから、まぁ、そんなところだろう。
 信じられないことに、三学期の通知表ではほとんどが「ふつう」だった。やる気なさすぎ。
 「勉強しろ」なんて言わないから、「とりあえず中学までは見渡す限りのトップぐらいは取れ(るはず)」と言い直し、ことあるごとに「君は競争するなら頭で競争するのが有利なんだからね」と言い聞かせるようにした。このゲームについて触れたのもその一環だが、イマイチ本人には実感がないらしい。周囲の一年生がなぜあれほど思考せずに生きられるのかは日々疑問に思っているようだが、その理由となるとからきしたどり着いていない。
 ただ、そういうことよりは本人としては「機械で食っていく」ことが決まっているらしく、機械を仕事にするのなら大学に進学するのが自然であり、その場合、受験勉強が多少なりとも必要であり、その受験勉強とは小学校1000校でトップになるぐらいの必要があるのだと教えたら、大変真面目に捉えてくれた。本人の中でこれほど確実に決まっているのだとは知らなかったのでこれにはこちらが驚いた。「真に自発的な動機は強制に勝る」のは当たり前であるし、その方向性で進めてきた子育てであったが、知らんところで結実しているものだ。
 イギリスで理系ならケンブリッジということになるのだが、自分の印象では技術大国日本の東工大の機械(たしか5類)のほうが実質的に優れているような気がするし、そもそも白人の国には工学部がないと聞いたので、結果的には東工大なのかもしれない。電気とかなら、東北や名古屋もありそうな話だが、機械は東工大じゃなかったっけ?