目黒という町とホテル

 前回、5月の上京から目黒のホテルに泊まっている。ここはビジネスホテルとシティーホテルの中間セグメントを目指すという大変めんどくさいマーケティングをしているとパンフレットの表紙にすら書いているホテルであるが、インターネットの会員予約の価格が、期日が近づくに従って如実に下がってくるので下がった数日前を目処に予約すると正規価格の3割引ぐらいになり、これまで常宿にしていた日暮里のホテルとほとんど同じ価格になる。
 しかも、山の手はやはり西側界隈が栄えているので、目黒駅前というとなかなかの賑わいであるにもかかわらず、原宿、渋谷、恵比寿ほどには喧噪感もなく、しかも安い。おそらく地価からして安いはず。エスニックのバイキングが日曜日でも1000円となると、これはもう僕が住んでいる宗像界隈のエスニックランチよりも安くついてしまうのだ。前述の中華料理やしかりである。
 多少さまよったところでは、単館の映画館もあり、ここは1500円でもうすぐDVD発売になりそうな映画(ベンジャミンバトン、マンマミーヤなど)と、本当の単館系の映画の同時上映2本建てが見られるというお得感。
 なんかいいんだよねぇというわけで、とりあえず最近はこの町が気に入っております。
 日暮里はホテルそのものは気に入っていたんだけど、待ちは寂しかったからなぁ。かといって上野に行くと騒がしすぎてどこがお得なのかほとんどわからないし。