コードギアスR2

 さて、アニメにこんなに感動したのはいつ以来だろう。84年のナウシカかな。考えてみると、エヴァもトップもイノセンスも、なんども見なければならないと思わせるほどではなかった。あー、ブラックラグーンは良かったか。ただ、こんなに感じなかったなぁ。面白かったけれど。
 やはり、主題が革命とか世界の変化とか、それへの関わりとか、そうしたパーソナリティーに近いところに話が集中しており、さらにこのブログでしか読むことが出来ないようなテロリストの理屈の端っこをかいま見せているからであろう。R2のほうは、テロリストの論理はあまりなかったけどね。
 ファーストよりも遥かに精緻なプロットと迫力と悲しみで、なにか感じるものが多くあったな。

 あまり良くないとは思うけれど
 ttp://rascal39.com/2009/03/17/コードギアス-反逆のルルーシュr2-code-geass-hangyaku-no-lelouch-r2/
で一括視聴できます。

 ただ、ファーストのほうが冗長ではあるけれど、R2の感動を精一杯味わうためにはファーストから見るべき。全50話?長いな。

 ともあれ、98点。
 実写映画で言うイングリッシュペイシェントと同点とします。マニアに比べると、また僕の洋画鑑賞歴に比べると遥かに少ない経験の中での判断になるが、これまでの人生で見たアニメの金字塔となった。

 しかし、ブラックラグーンにしても、これにしても、大変緊張感のあるストーリーの連続だね。
 その意味では、虫師のほうは穏やかだったな。