つまり僕のパラダイムであったひとつが終わりつつある

 「非占領認識の流布」という大目的が失われつつある。これから日本は独立の方向を歩むから。宗主国として、意味のある植民地ではなくなったしまったわけだな。主には人口構成の問題で。もうひとつは外交上の舵取り&戦争の問題で。
 あとは年寄りの資産を搾取できれば、日本にはあまり用がないというのが現実のようだ。
 非占領認識は、過去認識の中で徐々に浸透していくだろう。もはや誰もそれを止める必要がなくなったので自然に広まるに違いない。

 そういうわけで、非占領認識の流布は僕の第一課題ではなくなった。
 自分が成長したからではなく、状況が変化したから。人生の折り返しにあたり、こういう事がおこったのは大変大きな出来事であったと思う。