仕事のこと

 確かにこれまでとは一線を画す頑張りがきくようにはなったが、反面、体と心には相当に負担がかかっているようだ。情報の収集、分析、評価のうち、収集はストレスなくできているけれども、数学的な分析は本質的にはパソコンが嫌いということもあり難儀している。そのくせ新しいソフトもどんどん使ってみるし、金払った以上はコストパフォーマンスのために意地でも使いこなす。仕事上の問題にぶち当たっても回避したり後回ししたりする気にならない。

 考えてみたら、昨年の五月に「心身症ぐらいで仕事が出来ないはずはないだろう。俺だって調子悪いことぐらいしょっちゅうだよ」みたいなことを言われて、仕事を辞めることにしたわけだが、最近の僕は「心身症ぐらいなら気の持ちようでどうにでもなる。寝込むと時間がもったいないから気の持ち用をかえよう」と考えてしまうあたり、その社長とあまり変化ない状況かもしれない。

 自分以外の人を巻き込んではいないし、時間当たり労働生産性は僕のほうがずっと高いし、人生全体のマネジメントは出来てるつもりだし、家族を大切にしてはいるけどね。

 しかし、今日は車で一時間ぐらいの場所に免許の更新に行ってだいぶ休まったように思う。ソフトと本がひとつずつ届いた。週末前後は海外だから、往復の飛行機の中ではゆっくり本が読めるとか思ってしまうあたり、ワーカホリックなのかもしれないし、調子を崩したときには大崩れするのかもしれない。

 家内が風邪をひいて寝込んだ。子供が風邪をひいて睡眠リズムが狂ったのが原因らしい。それでも3人目が欲しいと言う。僕はもうこれ以上子供の面倒を見る自信がない。しかし、どんなに仕事がしたくても、家族だけは大切にしておかないとなぁ。