今日の質問

 「お風呂に入ったらなんで指がしわしわになって、そのあとまたつるつるになると?」というもの。この質問を僕が父親にしたのは、小学生になってからだったと思う。

 引っ張って、浸透圧(言葉だって音だけなら一発で暗記する。何も教えていないので、まだ文字は読めないし、数も満足に数えられないけれど、そんな能力が不足しているようには思えないし、無理に教えることで今後の学習意欲が阻害される害の法が圧倒的に大きい)まで到達し、ついでで家内がナメクジの話をすると、泣きそうになってしまった。そりゃグロいさ。言葉にはならなかったけれど、その後もいろんな思索を巡らしていたようだ。

 自分の生い立ちと、現在の自分の家庭状況だけをもとにした勝手な創造だけれど、おそらく高所得の家庭における学力の大部分はこうして培われるのであって、上に書いたような金のかかる教育による部分はそれほど多くもないような気がするが、自信はない。英会話など、習慣によって身につくものはお金による部分も大きいのかな。家庭で英語で話せば良いのだけど、15歳ぐらいまでは母国語能力を高める時期であるように思うし・・・。語学に関する早期教育の問題は諸説あって極めて難しい。

 世界の知識層の共通語である英語に関して、自分がそれほど成功していないため、子供をそっちに近づけるというのは、動機としては最もやってはいけないことだけに、踏み切れない部分は多い。