ラストショット

 実話っていうのがすごいね。キャリスタ・フロックハート、トニー・シュラフブ、アンスポー役のおじさん、24の大統領警護官など、映画ではあまり見ないが僕にとってはおなじみの人々が多数出ている。吹き替えだと、どの人も声が違ったけどね。実話性についても、関わった人たちのインタビューが付録映像にあって面白かった。

 話のなかで、ユダヤ教会賞の話が出てきて、そこで「ビリー・クリスタル(アナライズミー)が所属するユダヤ教会です」というセリフの後で「ビリーも君の映画に出るのか?」というセリフがあるが、これはニューヨーカーということを含めて、発言者やビリーがユダヤ人であることを示しているのかもしれないと思った。違うかもしれんが、そのほうが面白い。というか、普通に流してみていたら、そんなことには気づかない。考えてみれば、これは鉱物の名前だからユダヤ人なのかな。

 前半はだいぶわらわかしてもらった。実話でなければ「サボテンブラザーズ」クラスの点数かも。実話なので、自分が今、出版の話を進めていることを含めて75点ぐらいかな。おかしかったけどね。なんか、おとり捜査に騙されたのが可哀想で・・・。