白人連帯労組の忘年会に出る

 アメリカ人は多くないんだよね。とりあえず英会話スクールの労働問題が多くて、どこだかの調停を受け容れるかどうかの判断が月曜日にあるとか言っていた。基本的に買って良かったとかの話。経営者も白人で、そもそもが詐欺師に近いようだし、賠償命令をされても日本の法政下における破産ぐらいはするだろう。といったら、日本の大学の白人教授が「前例を作ることに意味がある」みたいなことを言っていた。白人でもこんな精神論的話をするんだと感心した。

 問題だったのはカブレの女の子たち。多くの日本語を直訳すると完了形の受動態になることを知らなかったし、その説明を「日本は自然環境が強く、先方から自発的に自らに働きかけてくることが多かったのと、自分の状況把握として受動的な受け入れがおおく行われてきたため(農村特有のコミュニティー性は白人社会でも同じなので)」と僕が言ったが、「ふーん」という聴き方。俺よりはずっと話せるし聞ける能力があっても、結局日本のことを何も知らないから、ぜんぜん国際交流にならない。先方もそもそも期待していない。

 日本語は、中途半端な英語が多くて、「レストラン」とか、「OKよ」というので非常にわかりにくい、と言われたので、「だって占領された歴史があるからだよ」とは言ったものの、前にいたオネーちゃんたちにその真意は到底理解できなかったであろう。

 ラグビークリケットをやっていたという親父がいたから「パブリックスクール出てるの?」と聞いたら、「オーストラリア人だもん」と言われた。加えて
パブリックスクールは公立じゃなくて私学だよ」とかも言われて、「そんなのは知ってるよ(君がハイクラス出身かどうかを問うているのだ)」とも言った。

 話せるかどうかは良いから、日本語で考えているのなら、日本語の教養をもっと積んでくれよ。かーっ。と思ったものの、あるブログで

 日本人の商社マン(英語は堪能)が外国人の家に招かれて食事をしたときに、「元寇は2回あったそうだが、1回目と2回目では、何がどう違うのか」とか、「ヤスナリ・カワバタの千羽鶴というのはどんな話なのか」とか、「シェイクスピアが活躍した時代には、日本ではどんな作家がどんな物語を書いていたのか」などという英語を知っているだけでは対応しにくい質問を浴び続け、結局、ろくな応答ができず、次から呼ばれなくなった

というのもあり、こんなん俺にも全然ワカランわいとも思う。知的と言ってもこのレベルじゃないとダメなのね。シェイクスピアが13世紀なら、鎌倉時代って事で最澄とか出すかな。「その如月の望月の夜〜」とか、頼朝の孫とかか?吉田兼好はいつだったっけ?彼も鎌倉時代だったような。徒然草も名作だもなぁ。

 千羽鶴は知らない。この引用部分を読んで以降非常に興味を持っているが、二回の元寇の何が違うんだろう・・・。弘安の役と、もう一つは何だったっけ?

 とにかくだ、僕はそれほど右翼ではないと思うが、日本語でものを考える以上、最低限の知性というのはあるでしょう?もはや、期待はされてないと思うんだけど・・・。