キャスティングディレクター

 ケビン・スペイシーメグ・ライアンショーン・ペンという有名どころが出ている割には、「誰かこの映画を企画段階や脚本段階でとめる奴はいなかったのか?」と思わせて十分。なんなんだこれは?実は文芸映画を見間違っているのかと思いつつ、ちょこっとネットで見てみたがろくでもない評価が多い。わしもそーおもう。なにか深遠なものを描こうとして、ビジュアル的にも物語的にも完全に失敗している気がする。志の空回りというのが最高の評価だろう。30点。