変人性

 数日前に、焼酎2合を飲みながら話したけれど、僕は僕がここまで端っこに寄ってるとは本当に最近まで知らなかったし、それならそれで別の人生の組立があったのになぁとつくづく思った。普通は歳とれば自己認識を普通の方に寄せる人が多いんだと思う。でも、僕は違った。思ったよりもずっと変人だった。
 この変人性が生かせる分野では自信もって良いんだよなぁ、とも思う反面、普通の人と普通に関わるには普通の人がかわいそうだとも思う。
 本当にこのことに気づき続けたここ5年だったんじゃないかな。子供が産まれると本当に時が経つのが速い。元旦は5回目の結婚記念日だが、5年1タームという感覚の時をすでに過ごしてしまって、何かをなすには本当に時間がないんだと思う。勝手なものだ。三ヶ月後に生き残れっているかどうかがわからないときには、生きるためだけに費やされる時間が途方もなく長く、無駄で冗長で耐えられなく思えたのに、今は恐ろしいほどそうでもない。きっと普通の人の人生はこんな感じで20年間とか過ぎてしまうんだろう。それが退屈に慣れてしまう堕落のように感じていたが、僕のようにワクワクすることしかない日々を送っていてもこんなもんだってことは、意外に普通の人生も退屈ではないのかもしれない。
 ふっ、論理になってない・・・(実は得意げ)。