少子化問題

 僕は少子化対策に反対します。日本は6000〜8000万人の人口でしか自給できる可能性があまりなく、第一次産業原油によって成り立っている日本では経済破綻は原油の輸入に支障を来すため、国内生産も今まで通り行うことが出来ず、そのままスパイラル的な食糧危機になります。もし人口構成が問題なのであれば、介護にお金のかからない海外に大規模な日本人村を作って日本国内にいるようにして養うべきであり、少子化対策による対応は、エコロジーの観点を含めてまったく理解できません。
 そもそも、日本以外の先進国ではエコロジーの視点から少子化の問題をそれほど取りざたしません。いかにソフトランディングしていくかのほうに焦点があるようです。
 30〜50年の人口戦略で考えると、この10〜15年に少子化対策を行えなかった場合、日本の経済的地位は著しく低下するはずでありますが、それもまた成熟国家としてのあり方ではないかと思うわけです。
 逃げられる人から逃げるという現実はおそらく変化しないでしょう。
 また、少子化対策はおそらく失敗するでしょう。なんで少子化になっているかわかっていないから。わかったとしてもその根本原因は「将来への不安」だから。そして政治が将来への不安を払拭しようと考えていないから。政治そのものに戦略レベルでの危機感がないから。
 ヤンキーの出生率が高いことは良く知られていますね。早晩、日本はヤンキーの国になっていくのでしょう。僕の子供が5000人ぐらい生産されればなぁ・・・。