先日戻ってきたusopによると

 ドイツにおいてはギフテッドクラスとADHDクラスは全く同じものなんだそうだ。結局のところ、本人の意向にあわせた教育をする上では同じワケだから、言われてみればワカランでもないが、多少は驚いた。
 また、ADHDには、多動系と、注意欠陥と、その両方の性質を持つ人がいるんだそうで、女性のADHDのほとんどが注意欠陥だった結果(注意欠陥は見つかりにくいので)、以前は男女比が9:1などだったけれども、現在は2:1まで変化しているそうだ。まぁ、観測値だが。

 白に言わせると、ADHDとギフテッドの集合はかなり重なっていると思うのだそうで、そんなものかと。

 で、うちのギフテッドとおぼしきうちの二番目をよく観察してみたが、彼には多動も注意欠陥もない。幼稚園で拾った葉っぱや、もらったお手紙はちゃんとなおしどころを覚えていて、家に帰ったら探さずに母親にちゃんと出す。ただ、異常に落ち着いている一番目に比べるとものを探すのが苦手。心が先にパニくってしまい、落ち着いて探すということが出来ない。あと、比較的ものをなくすが、これも一番目と比べての話であり、一般の幼児と比べると無くしものは特に多くないと思う。まぁ、パニくるのは普通の子供に比べると明らかに多いと思う。

 ただこれも、集中を要求するような場面(お祭りである人が作ってくれる竹とんぼを「時間が掛かるよ」と言われつつ数十分待つような場面)では、「大人しい子供ですねぇ」と信じられないことを言われるような待ち方をすることもあり、集中力にも問題はないようだ。

 高いIQだけなら一番目も似たようなものだ。しかし、おそらく150程度の高いIQのみならず、この激情型の性格こそが彼のギフテッドの最大の証拠である。時々しか片鱗を見せない想像性OEも相当の領域に達しているのではないかと思う。まぁ、これは俺もそうだったし。

 これらが少なくともドイツに於いては同じクラスで学習すると聞いて、まぁ、驚いたという話。もう一ヶ月も前の話になるのか・・・。

 例によって、二番目なので言葉や計算を覚えるのは早い。ひらがなも半分ぐらいは読めているようだし、足しざんも出来てるんじゃないかな。まぁ、これは見よう見まねだ。